【2011年からの徳山高専・目山研究室での取り組み】
(右田小学校での取り組み・宿題実施率の変化)
年次 | 対象 | 宿題実施率(家族で避難場所を決める) |
---|---|---|
2011年 | 5年生 | 73% |
2015年 | 5年生 | 77% |
2017年 | 5年生 | 75% |
2023年 | 5年生 | 51% 追加のリモート授業 68% |
2024年 | 5年生 | 67% 追加のリモート授業 夏休み中 |
【2023年度から右田小学校での活動を再開した理由】
かつて、宿題実施率で過去2位の高さを示していた「右田小学校」が、2023年度の対面式防災授業では、宿題実施率が半数にまで低下していた。 その理由は、この地域が被災地であっても、今の児童には災害の記憶がないからであろうと推察できた。
過去の災害の記憶を呼び覚ますとともに、今後の安心・安全に向けた防災教育に取り組み必要があると考えた。
2023年度に、山口県学校安全・体育課が主催する「防災授業」のプログラムに従い、6年ぶりに右田小学校で防災授業をする機会を得た。
これを契機に,2024年度の取組みを継続するとともに、可能な限り、右田小学校での防災教育を継続する予定である。
【研究成果の公表など】
最後に、この研究成果を学会等で発表し、防災教育や防災活動の向上のために用いていきますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
令和6年8月15日
徳山工業高等専門学校
目山直樹